過去ログ開帳〜2013年末のDVD鑑賞


  こんにちわ、ura_love_JPNです。困ったときの過去ログ開帳ですwいや、やっぱり今適当に書くよりもちゃんとまとめてる感じがあり、また自分もこの記事読みたかったという気持ちがあるので、どうしても依存してしまう…今の私の言いわけはほどほどにとりあえずアップします!


------


  遅ればせながら、あけましておめでとうございます。三が日も過ぎ、明日から仕事という絶望的な気持ちの中で、まったりと年末年始を振り返ろうかと思います。    仕事納めの日にDVDを6本借りました。ラインナップはこんな感じ。


EMOTION the Best 機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD]

EMOTION the Best 機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD]

  


EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD]

EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD]


ゼア・ウィル・ビー・ブラッド [DVD]

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド [DVD]

ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]

ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]


  あれ、5本じゃんという方、借りてきて一本時間がなくて見ずに返したものがあります。勿体無いけど結構よくやりますw


  なんでこんなラインナップなの?というところからいくと、基本的に私はあまり映画をみているほうではないので、詳しい方やいろんな方が紹介してくれた作品で自分の興味のあいそうなものでレンタルビデオ屋で見つかったものをチョイスしてくる感じです。自分の興味に合いそうかどうかはパッケージを読む。できればアニメばっかりにならないように…とか、泣きの入るドラマにはコメディも組み合わせたいなとか。 


   『パトレイバー劇場版1・2』は会社のSFアニメサブカル大好きな方と納会の際に最近どんな作品をチェックしてるかという話をした中で(『罪と罰』の漫画作品にはじまり、『ゼロ・グラビティ』に進み、『図書館戦争』から『パトレイバー』の実写映画の話題が出て、あとはまどマギの劇場版も話したり。)最後に「年末年始は『パトレイバー』の映画版を見ることをお勧めするよ」といわれたので、即手に取りました。

   『おとなのけんか』はジョディ・フォスターケイト・ウィンスレットも好きで、まわりからの評価も高くて、今回は珍しくレンタルされていない一本があったので借りてきた。    

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は、『ノーカントリー』を劇場に見に行った時に、隣で上映されていてこちらもその年のアカデミー賞で評価が高くて印象に残っていた作品。ただ、ま、機会がなくてそのままだったので今回手にとって見たw   

 で。『ライフ・イズ・ビューティフル』は強制収容所とか本当にその言葉だけで覚悟が必要な私ですが、やっぱり押さえておく必要がある一作だよねーと覚悟を決めました。


    感想。     


 パトレイバー劇場版一作目は今から見るとやっぱり残念な作品になっていました。コンピュータやウイルスがメジャーじゃなかった時代のお話で、映画の設定より進んだ世界が訪れてしまっている今ではやっぱり話の内容が薄かったです。(展開も結構見え見えです。)制作された1989年ってもう今から実は四半世紀前ですし仕方がないです。でも、『踊る大捜査線』がオマージュしてたおかげで、『をを、本当に弾丸ライナーだ!』とか変な見方をしていましたwファンの方には申し訳ないですが一作目はそんな印象。

    一方、第二作目はものすごく燃えました。突っ込みどころも多いんですが、現代に照らし合わせても、嘘に見えない、むしろ現代とリンクさせてみてしまいました。自衛隊在日米軍、安全保障上の脅威とか、大規模テロに際しての連携ミス、上層部の判断ミス。でもこの作品自体も1993年公開。それでも現代に通じるってどういう世界観よ!と感動を覚えました。やっぱり80年代と90年代では全く世界が違う。そら冷戦もバブルも終わってしまったものなーとかパソコンとかがもう少し一般的になってきたんだっけ?とか思い出して見たり。 

   『おとなのけんか』は子供のけんかを通じて出会った二組の夫婦のドタバタ。それぞれの価値観が伝わってきました。登場人物も少ないし、ほぼ部屋の中だし、舞台化とかものすごくしやすいだろうなーと思ったり。それぞれの何気無い一言が誰かに逆鱗に触れる感じとか、こどものけんかよりたちが悪い感じがとてもよいです。そしてめちゃくちゃ笑いながらもなんだかやたらチクチクする気がするわーとなってくるのがよかったです。身につまされる思いができます。チューリップとか写真集とか携帯とか小道具の使い方もうまいです。    

『ゼアウィルビーブラッド』は…評価しにくい。面白くない…といってしまえない何かがある作品?なんだか地味ーな画面だし、半分眠りながら見てたんだけど、眠りから引き摺り出された感じもある文学的な一代記。宗教とかアメリカ経済とかの結びつきがわかるともっと面白かったんだろうけど半分眠っていた私にはよくわかりませんでした。またいろいろサイト見させてもらって考えたりしたい作品かな。単に趣味じゃなかっただけかもしれないけど。 

  でも、昨日はちょうど『フィクサー』を見てたし『ノーカントリー』も『つぐない』も思い出に残る作品なんだけど、この作品も含めてこの2008年のアカデミー賞にノミネートされてた作品とはある縁があるのかも。そういう自分と作品の結びつきを考えると面白い。決して作品が面白いという評価にはならなくて申し訳ないですが。 

   『ライフ・イズ・ビューティフル』はいい作品でした。子供が生まれてからの強制収容所パートの前までがほどよい緊張感と素敵なロマンスで本当に素晴らしかった。当然伏線があるんだけど、その展開のさせ方が次々と魔法にかけられた感じです。強制収容所パートでもお父さんは言葉を巧みに息子くんを華麗に騙し続け、最後の最後まで嘘が続くのですが…エンディングについては私の好みにはあわなかったのです。残念!ただ評価が高いのは辛くなりすぎない戦争映画だからだと思います。wikiをみてみたら、空飛ぶ教皇ヨハネ・パウロ2世の好きな作品だそうで、本当に花のような作品です。気になるならぜひ一度トライすべき作品です。いいっすよ~      


あと年末見た作品としては、『ポセイドン・アドベンチャー』とリメイク版『ポセイドン』がありましたが…はい、無茶を承知で言いますが、私の好みは『ダイ・ハード』や『インディ・ジョーンズ』のようなアメリカ的なアクションものなので、リメイク版『ポセイドン』がパニック映画として気楽に楽しめて結構好きです。というか、順番としてリメイク版を見てしまってからオリジナルをみてしまったので、オリジナルの結末がやっぱり納得できないの。海の神・ポセイドンへの生贄という意味を持たせるために絶対的にあの結末がいいのはわかるんですが、あの結末があるから名作たり得るのでしょうが、辛い結末は苦手です。(と会社の納会でも話して笑われました)    そんなわけで。正月休みの残りを最後の最後までだらだらします。おやすみなさいー