芸術のチカラ(ピカソ、パネェ)

こんばんわ、今晩2本目です、ura_love_JPNです。いや実際には宵越しだから別日カウントなのですが、時々咳き込みながらまったりした夜を過ごしています。

あ、兼ねてからの懸案事項だったアイコン設定してみました。似顔絵アイコンにしようかと思ったのですが、年の割に若作りで可愛く出来過ぎた癖に、雰囲気はかなり的確(昔の自分?)でこれは誰か知り合いが見つけると即身バレするなという懸念があったので却下しました。似てないバージョンも作ったけど、今度はあまりにも可愛くなさすぎてテンション下がったので好きな絵にしました。このあたりもバレるっちゃバレる可能性は無きにしも非ず。まあ、やばいことは会社ネタくらいだし、そこまで過剰防衛しなくても別にいいんだけどね。。

さあ、そんなわけで今回はアイコンに絡めて芸術・親バカネタです。

今日は夜少し時間があったこともあり、夕食どきに少し美術館の話をしてたこともあり、夫が盛り上がって、昔自分が読んでいた芸術に詳しい百科事典を持ってきて子どもに紹介していました。

驚いたのがピカソシュールレアリズムの絵を見せて尋ねたら子どもが『泣いて怒っている』と即答し、言い当てたこと。

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よくわかったなぁ、と正直思った。いや、泣いているのはわかるかもしれないけど、確かにこれ戦争で家族を失ったことに対し<泣いて、怒っている>らしく、なぜ何も知識もないうちの子どもが即答できたのか本当に驚きました。

上記、有名なピカソの作ですが、ピカソ自身子どもらしい線を描くことを生涯の目標としていた、と聞いており、やはりその点で子どもにも分かる絵…ということなんだろうかと不思議に思った。

私はといえばこの絵、物心ついてから知った作品ということもあり、『コドモノラクガキ』という悪評を聞いていたこともあったりで、あまり好きではなかったです。私でも描けそうじゃん、とか身の程知らずにも思ってた。絵なんて苦手なのにwこんなんをアートとか言うから変な作品がいっぱい出てくるのだ、ピカソって、何がすごいのか全然わからない、と。

 …はい、私の間違いでしたw

この絵はイギリス【テート・モダン】という美術館にあるのですが、十数年前に絵の前に立って私は驚いた、素晴らしすぎて。

美術館にはそこそこ足を運び、美術の画集もよく見てた。イギリスでも【ナショナルギャラリー】をはじめ、結構見たし、その他もいろいろ見て見る目を養ったこともあったと思うけど、やはり実物を見て、『あ、これは勝てないやつだ』と理解した。ライオンに出会った猫のように、狼に出会った子犬のように。

絵の前に立つとすごさわかる、というのは多分この時が初めての経験だったと思うけど、このあとにもピカソには何度かヤられている。ピカソが絵で語るのを自身で経験してきた。

だから、子どもが今回即答できたのも驚いたとともに、すごく納得できた。子どもは先入観なしでピカソの作品を見て、猫のように、子犬のように、自分の感覚に従えたんだと思う。『コドモノラクガキ』当事者の立場から、悪評など知らずにきちんと本質だけを見れているんだろうなと思えた。

父ちゃんも母ちゃんも結局大人になっていろんな色眼鏡で本質を見誤っていることも多くあるから、パッと芸術の本質を見抜けたり、自分の感覚に従って発言できるのは本当に羨ましい、と盛り上がった。当の子どもはぽかんとしてたけど、親としてすごいなと思ったし、羨ましいし、誇らしかった。

今、うちの子もイヤイヤ期で変なイヤイヤをすることもあったり、親も親で向き合えないこともあったりするけど、大人も子供も他者に惑わされず、自身の素の感性を大事に生きていければいいなぁと思った夜でした。

…あれ、これ多分面白くないなw まあ、いいや。私の日記だから、私が面白ければいいんだ。

ちなみに父親が読ませた百科事典はコレ。

 …Amazon、すげえ。あると思わなかったのにあったよ…

最後までこんな親バカ日記に付き合っていただいちゃって、本当にすみません。そんな優しいみんなが大好きだー。いつもありがとー!(そろそろ眠い様子でテンションおかしいw)

ではではよい週末を♪&おやすみなさいー★