やっと『君の名は。』見たけど、私には合わなかったことを語る

こんばんは、ura_love_JPNです。金曜から実家に泊まりに行き、昨日帰ってきてうっかり子供と寝てしまいました。iPadさんは復旧させておりません、今スマホでぽちぽちしています。(iPadも似たようなものだけどw)そのあたりの改善はこの冬の課題です。
さて。一昨日子供が思いのほか早く寝て、私は目を覚ましていたこともあり、映画を見ようと録画一覧を見ていましたが、思いつきの行動に母の録画しかなく(父は別にまとめている)、刺さるものが『何がジェーンに起こったか』か『君の名は。』しかなかったようだったので、なんとなく気分じゃなかったのですが気にしていた『君の名は。』を見ました。
(以下ネタバレ含みます。また感覚的な批判を含むため、ファンの方はこのあたりで引き返してくださいw酷いことを言うかも)

当時かなり話題になっていたので、それなりに楽しみにしていたのですが、見終わって思った。
…ん?これは何が面白いんだ?
実のところ軽くネタバレは知っていて、見るポイントを抑えたつもり(冒頭で瀧くんが過去写真を見てる時などに流星の写真があったり、奥寺先輩のデートの写真展で入れ替わりの場所の景色の写真の向こうに【宮古】のコーナーがあり、彗星が過去の出来事で入れ替わりの村が壊滅してることが暗示されていたのはきちんと見た)だったため、理解が低い…とかではないはずですが、理解が先だったためか、ハマれませんでした…いや、ネタバレしてる自分が悪いんやないけ⁈と言われるかもしれませんが、ネタバレなくても思ったはず。ハマるポイントがイマイチツボに合わないというか。
入れ替わりの間、喧嘩しながら惹かれあってた…の?瀧くん側は入れ替わりが急になくなったから気になった?ん?入れ替わりが続いてたら恋に落ちなかったの?という疑問が自分の中にしっくり落ちてこなくて怒涛の2時間だったと言うか。
二回見せるのを前提に作られた映画だからネタバレしてみている人には情報量が多すぎてハマれなかったんじゃないかなと今思いあたったが、皆んながハマっていたものに私はハマれなくて仲間外れになった感じで、なんとかしたいw

見終わって改めて考察なども読んだのですがイマイチわからない。
三葉が特殊な血筋だったあたりで、瀧くんを呼んだのかもしれないけど、瀧くんはなんで『選ばれた』のかなと。
三葉が好きだったのは三年後の瀧くんで、なんで時空を超えたのか、ってあたりが、イマイチ。
運命の人だから?…他の説明は多く、ヒロインが死んでしまう未来を変えるような大きな出会いだった割に互いを惹きつけたことがなんだったかがわからず、それを『運命』にして逃げてる気がするなあと感じた。
ムラが壊滅する…という宿命が瀧くんを呼んだ?頭でっかちな評で申し訳ないが、ムラの壊滅という一大事を前に三年後から巫女の運命の男を呼ぶとか、めっちゃ非効率な気がするのよね。というか不可能を『運命』で誤魔化してる感があるんじゃないかと小一時間。
劇中ではなんとかいう〈誰そ彼とき〉や、口噛み酒に関してもなんかフレーズが出てきた途端になんとなく展開が見通せたのもあり、初見のはずが新鮮味が本当になくなってしまった。(あまつさえ『もやしもん』読み返したいなとすら思ったよ←口噛み酒出てきた)
そんなことを思い始めたら『デキレース』とかいう不穏な言葉が頭の中をチカチカし始め、気がつくと消化試合になっていた。。
公開当時、若者が映画館にデートで押し寄せていたと聞いたけど、デートで見て面白かったのかなあとも思った。私は小難しい作品は嫌いじゃないけど、デートで観るならもう少しラクな作品がよいから、その点も不思議。かなり特殊な要素が多くある恋愛モノがなんでこんなにヒットしたのかなあと。
遅れてみた私なんかが言っちゃいかんのだろうとも思ったりしたけど、映画館で公開時に見たら多分また違ったんだろうな。
そう。この映画は季節を重視してみた方がいいと思うんだ。冬の夜中に小さいテレビで一人で見たから余計に面白くないんだと思うんだ。
夏の終わり、秋のはじめの季節の良い時な映画館で見ると全然違う感想を持つだろうなとは思った。
また二回めを見たら違う感想を持てるのかな。ただ、次は夏にもう少し落ち着いてから見ようと思う。
今はあまりに世間の感覚とずれた感想を持った自分に動揺してるのでそっとしておいて…といいながら、いいネタだったのでブログのネタにしてみた。やっぱり映画楽しい。
最後まで読んでくださったファンの人いたらごめんなさいー。自分はこう見た、こんなところに気をつけて二回め観るといいよ的なアドバイスあればまたコメントいただけると嬉しいです。
ではでは、もう一眠りします!おやすみなさいませー。