子どもをロボット体験教室に連れてってみた話

こんばんわ、ura_love_JPNです。子供の保育園でロボット教室の体験案内が配布されたのを見て、子どもが興味を持ち、私も大変興味があったので、年中からの募集でしたが、現在年少だけど、来年には年中になるしねーと誤魔化して行ってきました。

結果、大変に面白かったです。 

私が行った体験教室はヒューマンアカデミーフランチャイズ契約している学習塾?が主催する会だったのですが、時間になって訪問したら小学生がウヨウヨ。逆に幼い子供たちは3名ほどで、どうみてもうちの子が一番幼いw(当然だ)

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 今日お試しに作ったのは『クロールロボット』というもので、見た目は大小の四角いレゴっぽい箱が重なってる本体に、細い手足と思われる4本の棒に車輪が4つ着いているもの。冊子が準備されていて、オモテ表紙に写真があるがどうみても動かなさそうw(…と思っていてよかったよ、動いて感動したから。)

講師のおじさんが製作キットを持ってきてくれたのだが、せっかくの体験会なのにどうにも説明手順を決めておらず、一抹の不安があったが、冊子の内容を作っていくということのようでもぞもぞ作り始めてみると、けっこう子供が真剣に聞いている、おお、なかなか好ましい。

内容としてはレゴのように縦数列×横数列の凸付基材を組み合わせてはめ込んで、同じように穴が空いた長尺部品に棒を通し、ギアを咬ませ、モーターと電池をはめ込んで完成。子どもは部品を取り出したり数えたり一生懸命。四角い箱を組み立てるから端と端を合わせて、というのもなかなかうまくいかない様子だったが、端を指で抑えれば角があってるかわかるよ、等の言葉かけで気づいてできたり、なかなかがんばっていた。

モーターの組み立てなどは先ほどのおじさん先生が先に組んでくれていて、それなりに手早く多分30分弱くらいで完成させることができた。

同じ机の3組がほぼ皆同時に組み上げることができて、一斉にスイッチオン。ギャシューンというモーターオンとともに腕が回り、動かないと思われた四角い体が持ち上がっては前に進んでいく!またモーターのスイッチを逆に入れると、後ろに下がっていく!!子供たちの爆笑が聞こえ、大人たちからも『オオオオ!!』と歓声がわく。歓声の主は主に私だがw男親の皆さんも興奮を隠せないよう。

よくできたロボットで、例えば手の車輪を交互に繋ぐ(動かす)のでクロールだが、両方同じ向きで腕をつなぎかえるとバタフライになる、というので組み替えて違う動きになることを楽しめたり、また他の子のロボットと正面に進ませると相撲になったりと盛り上がる盛り上がる。一人年中〜年長くらいの大人しい子が同じ机にいたのだが、その子も参加して、三つ巴戦をして子供は大はしゃぎ。ちなみに小学生でもやっぱりうちの子と同じくらいのことで同じくらいに盛り上がるのか、と学んだ。

子供たちは盛り上がっているので遊ばせておいて、説明がなんとなく始まる。コースはプライマリー(12ヶ月)・ベーシック(18ヶ月)・ミドル(18ヶ月)…と続き、さらにその上に専門コースがあるそう。月2回の授業で、一コマ90分。

ヒューマンアカデミーは10年前からこの子供向けロボ教室を開催しているようで指導法は確立されていて、教具も使いやすく、レゴにおけるプログラミング教室などと異なり、モーターとギアで物理的に動く『ロボ』が基本となっていることが売りだそう。(ミドルクラス途中からプログラミングも行うようになったそうですが、基本はモーターとギアと主張していました。)

ちなみに未就学児(プライマリーコース)に関しては親同伴での講義ということで、それは個人的に大変に好ましいと感じた。またプライマリーコースはテキストも実物大サイズで必要な部品がわかりやすいということなのも興味ポイント。子どもにもできそう。

ただし、費用はそこそこ。ロボキットをまず買うと教具代3万円、そこに月謝代が月2回授業で1万円、入会金1万円、テキスト代が550円…(なお税別)ということで、初期投資5万円。さあ、どう思う?

個人的には結構いいな、と思った。

科学館でもギアを学ぶコーナーがあったり、例えばボーネルンドなどのおもちゃでもギアのおもちゃはあるけど、正直遊び半分というかあまりこう熱が少ない感じで、それは当然で遊び半分で学んでいないから。でも、実際にロボが動く/動かないことを繰り返して何が大事なのかを経験できるとギアの重要性が学べるんじゃないかなとか思ったり。あと、失敗した時のフォローを学べそうかなと。

ロボが動かなくなったよ、という瞬間があったんだが、大人はすぐにモーターの接続がどうかな、電池が切れたよ、電池が外れたんじゃないかな、部品がちゃんとはまってる?等々即時にどこをチェックするかをみて考えることができた。けど、子供は当然できない。それは経験が少ないから何をチェックするといいかがわからないからなんだけどロボット教室だったらそれが日常茶飯事だから細かい失敗に大騒ぎしたり、あるいは解決がわからないからといって放り出したりしない。すくなくともそういう心構えはできそう。あと、細かい部品を無くさなくなったり、少なくとも注意をしたり、弱いポイントを見る目を養えそう。細い部分は壊れやすい、とかそういう基本的な物理を理解してくれそう。細かい作り込みは好んでいるようだし、少なくとも何も声を発せなかった英語教室よりは自然体だったw

レゴで各家庭でロボットを作ったり、プログラミングしたりするキットはあるんだけど、個人でフォローするのは難しいし、今日の相撲のようにまた仲間とワイワイ言いながらその時々に遊んで学んでができるといいなとも感じたし、何より結構家から近くて(街に出なくても)学べることがわかったのでいいなあと。レゴ教室は我が家の場合どうしても街に出なければいけないのでしんどいかなと。

またプログラミングもやってみたいということであればレゴ教室にそれこそ乗り換えてもいいわけだし、そこは初めての習い事としてちょっとやってみるくらいでもキットは無駄にならないはずだしいいかなと、そんなことを計算して調べていました。全国大会に出る年中さんとかもいるようで、今、公開見てみたらみんなしっかりしてる!嘘だ!!!←偏見です。

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私が心残りがあるとすれば水泳教室や、運動系の教室は本当に通わせなくていいのかということ。結構個人的にはやらせたい気持ちが強いんだが、うーん、大体週一なんだけど、週一回通わせるのが面倒で面倒でwロボ教室は月2なのがちょうどいいなとw昼寝なくして頑張らせたりすれば可能かもしれないけど、休みがなくなってくるんだよね。一緒に遊んだりテレビ見たりもしたいから、あまり習い事は増やしたくない。けど、家庭以外の世界も広げてほしいし、と千々に心は乱れます。いっそ直近半年くらい水泳教室に通わせてみたりとか?うーん。

まあ、そんなわけで、そろそろ寝ます。

レゴ教室も行くだけ行こうかなあ、体験。 

LEGO Education WeDo 2.0 Core Set 45300

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 眠い、寝よう。おやすみなさいませー。