喘息で精神的にしんどかったけど、『イミテーションゲーム』が思いの外癒しになった。

こんばんわ、ura_love_JPNです。喘息も若干落ち着きながら回復には至っておらず、一方で兼業中の通信制大学の勉強も進めなきゃなというあたりで悶々としていたのですが、今日はもうがっつり自分を甘やかしながらがっつり生活をもとに戻してみようと覚悟を決め、在宅勤務で映画を流しながら作業しました。ら、思いの外面白くてハマったので、はてなを見ると今週のお題「最近見た映画」だったので書いておく。書き終えたら子ども迎えに行って、夕飯まで大学の勉強少し進める!

 

 2018年末に深夜地上波で放映されていたのを録画しておいたものを後生大事に見ていなかったのですが、録画整理のため見始めたら面白くて。

私自身『ティンカーテイラーソルジャースパイ』が大好きだったのですが、同じ系統でした。イギリス、暗号解読、二重スパイ、同性愛…  いや、系統が同じだから面白いわけでなく、結局ものすごく地味な画面にものすごく感情が溢れているのに弱い。イギリス映画、大好きなのです。

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主人公の天才さが、他の人間の普通さが、ものすごく愛おしくなる映画でした。私自身も若干発達に問題があるのか結構他の人の言葉がわからないときがあるけど、主人公はそういう他の人との行き違いでものすごくしんどそうで、わかる!となったりもした。

主人公は数学分野ではありえないくらいの天才でものすごく努力家で、そういうのを見るのも非凡な私からすれば楽しかった。ものすごくスイスイいくときがある。でも、先のように天才と言われる人も人の気持ちはわからないし、できることはあってもできないことも多いし、普段の感情がないわけではないし、バランスが取れているわけでもない。それでもその人にしかできないことがある、というのはやっぱりすごく嬉しいことだったはずだと思うとなんというかラストは唸ってしまう。現実はやはり彼の(私の)望む方向にはなかったからだ。悔しいなぁと淡々と思った。

そう、イギリス映画は淡々と映画を流すので自分の気持ちの揺れが強くなる感じがあってものすごく好ましい。自分の声が大きく聞こえる感じがあるから、騒がなくてもいい。聞いてくれる感じがある。この映画もそんな話だった。もうちょっと、社会が違っていればよかったのに、と思った。同性愛者ってだけで他の人を罰するとかやっぱり嫌な時代だったんだろうなぁとか思う。どうしちゃってたんだろうなぁ。気になった。

あ、ちなみに今回、地上波で吹き替え版で見たのですが、弱った本調子ではない頭にはものすごく優しくてよかった。ラクに観れるって、いい。吹き替え版、ありがとうございます!

いい映画は元気になる。人に話したくなる。人恋しくなる。この映画は決してそういう前向きな映画ではないはずなんだけど、わたしにはいい栄養になった。特に弱っている時にはちょっといい映画だった。

そんなわけで、米だけ炊いて、ちょっと休んで子ども迎えに行こう。仕事も頑張ったし、ちょっとだけ眠いからちょっと休んでいこう。皆様も疲れた時には頑張りすぎないようにw

ではではおやすみなさいー。