2020年12月 我が家の特撮事情(part2) ~『劇場短編仮面ライダーセイバー』『劇場版仮面ライダーゼロワンREAL×TIME』(ネタバレあり感想)

 こんばんわ、ura_love_JPNです。…いや、大学のレポートを書き始めたはずなのに、なぜかブログを書き始めてしまいました。ちょっとたまってる感想を吐き出したいんだよ、、やっぱり。。控え目ながらネタバレあるので、気になる方は回れ右してくださいね☆

 

 『仮面ライダー』映画を見てきました。子どもが現在放送中の『仮面ライダーセイバー』にやたらはまっていまして、クリスマスは仮面ライダーセイバー尽くしで、サンタクロースからのプレゼントも案の定仮面ライダーセイバーの変身ベルトだったwこともあり、この冬休み中にぜひ、と考えていた中で、昨日今日で見てきました。

 

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 まず、思っていたよりも客が少なく、午後の回に朝予約をチェックしたところ、まだ6席しか埋まっていなかったため、予約しました。やはり新型コロナで控えている人が多い。

 今日行ったところは劇場が広いわけでもなく、フツーに間隔を開けずとも席は予約できる状況でしたが、グループごとで席を離すなどやはり注意していた感じがありました。当然ですが、小さい子たち(3-4歳の子たち)もマスクもしっかりして、コロナを理解している感じ。えらい。劇場のほうがちょっと雑な感じはする。まあ、年末だし、だれるのは理解する。(私も明日仕事いやだ。)

 肝心の映画の内容について。

 『仮面ライダーセイバー』は、残念ながら途中で飽きて寝ました。。いやぁ…中身がないにもほどがあるくらい、戦っているだけ。しかもCGがっつりで、人の意味がない。全員が並んで変身するシーンは確かに決まってるけど、他がどうにも…ただ戦ってるだけで面白さがなかった。

 今日のテレビ版でもあったし、映画本編の中でも言ってたんだけど、「人は戦う性がある。なぜならお前も今、戦っている」という理屈があって、セイバーは否定するんだけど、否定しながら、やっぱり戦うんだよね。。

 今日放送されたテレビ版(第16章)でも同じようなくだりがあって、見ていたときに思わず、子どもに「こういう風に話し合いを放棄して戦うような大人になっちゃだめだよ」と余計なことを口走った。家族のように思っている組織を否定されてキレるブレイズとかは何とか理解できるんだけど、剣斬とかあまりにも好戦的すぎる。どちらにしてもソード・オブ・ロゴスが大したことない組織に思える。そして同じ理屈の映画のセイバーもなんだかなぁと思った。(まあ、そこを否定すると仮面ライダー仮面ライダーでなくなるのもわかるけど、<戦う理由>は大事だと思うのよ、やっぱり)

 途中で うとうとしたものの、とりあえず映画版セイバーを見終えた後の感想としては仮面ライダーセイバーのPVのようだった…でした。今、楽しみにしていた他の方の感想見たら、同じように思ってくれていた人がいた。やはりか。私はもうちょっとドラマが欲しかった。せっかくなら。ゲームPVを見に来たんじゃないやい、とね。いや、メインは子どもだから仕方ないんだけどね。

 文句が多い中ですが、ただ、いろいろ本編のヒントが得られたのは好ましかった。

→タッセルという(ネットの評判の悪い)謎のキャラがいるが、パンフレットを見たら(本編を見たら)セイバーたちが守る架空の世界の住人にいるようで、どの時間軸にいるかはわからないらしいが、とりあえず今回の作中事件に出てきた=現在の時間軸にいる…ということは理解した。もちろん主人公たちのストーリーを理解しているのでそこにギミックがある可能性はあるが、同じ時間軸×リアルではない世界の住人である期待値が高い。(そんなことはわかりきっていることかもしれないが、今のところ作中にヒントはちりばめられていても証拠にはならなかった⇒証拠として出てきたのは一つの進展)

 あと評価ポイントを挙げるとすれば、エンディングのミニチュアハウスっぽい主要人物たちの戦い・日常の一コマはかわいかった。ドールハウス好きには大変好ましいwスカパラも好きだしねー。(そこかい)

 

 で。『仮面ライダーゼロワン』ですが、これは思ったよりもずっと良かった。

 

 いろいろわからないところはあるんだよね。60分のカウントダウンの意味がわからないし、なんで主人公に挑戦状をたたきつけたのかとか、アズちゃんの存在意義とか、先読みできる結末(もう、あのキャラがあの衣装で最後出るのなんか読めすぎて痛かった)

 でも、よかったのは、アクションシーン。セイバーではゲームPVのようなアクションだったのが、ゼロワンはしっかりアクションしていた。

 テレビ版では印象が薄かったヴァルキリーのバイクアクションに心躍った。刃さんの働くお姉さんビジュアルが大好きな私なのですが、テレビ本編ではどうもすっきりしない葛藤役だったに反して、映画では先んじたアクションが多くて、とてもうれしかった。さすが令和の蜂女。かっこいいっす!

 そして、あのキャラのゼロツービジュアルが、もう、令和の1号・2号ライダーにふさわしい感じで、とてもよかった。狙ってるでしょ?狙ってるよね??赤いマフラーなびかせた感を付け足したのは狙ってるよね、制作陣。個人的には大当たりで大喜びでした。(…惜しむらくはあのキャラの雰囲気的にもう少し細くしてあげたかったwゼロワン/ゼロツーの統一感的に必要だったんだろうけど、ちょっとだけごつすぎて、ちょっとあのキャラのポージングがやはりごつくて笑える感じだった。それも狙ったのかしら?)

 また、最初は苦手だった不破君が相変わらずマイペースでかっこよく、滅亡迅雷.netの二人も悪役面のくせして正義の味方になっててとてもよかった。

 あと、主犯はまあ、エスさん(伊藤英明といういい意味でむさくるしい俳優さん)だけど、サブ悪役として目立つ女性が一人いるわけですよ。個人的に彼女がとてもよかった。そこに注目する?!という部分ながら、女性として、大変に共感したというか、とてもわかる!と思った。いや、結構その点も制作陣グッジョブ!と思った。あの一コマが入るだけで全然違う。自分のことかと思った(私はねw)一瞬だったから余計に目を惹いた。

 そうなのよ。映画版ゼロワンは女性キャラがしっかり描かれていて、私は好感を持った。ああ、そうそう、副社長秘書のお姉さんも戦ってくれたしね。そう。良かった。女性が皆、戦ってる姿が素敵だった。

 一方で、セイバーのヒロインは、どうもなんというか添え物感があって、好きになれない。今日、比較できてとてもよく分かった。リアクションが大きくて、編集なのに知的な感じがどうにも少なくて、何か引っかかると思ったところを探ったときに、仮面ライダーフォーゼのヒロイン・はやぶさオタクの城島ユウキにそっくりなのか、と。あの子は高校生でライダー部のメンバーたちのつなぎとして機能していたから微笑ましかったけど、セイバーにおいては社会人ヒロインなのに、どうにも機能していない(少なくとも今のところは)というのがネックかなと。どちらも夢見るヒロインなのに、フォーゼは許せても、セイバーは許せていない私がいる。すみません。

(以前にも書いたけど、セイバーのエンディングダンスのヒロインは美しすぎるので、使い方次第だと思うんだけどね。知念里奈のソフィア様もいなくなった今、存在感を増す時期なのに、なんか薄いヒロインすぎて個人的にはタッセルよりも不要に思える…)

 …あれ、気がつくとセイバーの悪口っぽくなっていた。ゼロワンをほめるほうにシフトチェンジ!

 あー。そうそう。ゼロワン、気持ち悪かったですw私も結構気持ち悪いな、と思っていたのですが、子どももそう思ったようで、後から感想聞いたら、面白かったけど、気持ち悪かったということでした。ちょっと怖かったらしい。そのあたりは制作陣は注意したほうがいいかも。ルパパトの監督さんだから、大人向けに面白さを追求してしまうんだろうけど、メインターゲットの子どもに対してはやはりゼロワン劇場ver.(名前忘れた、ヘルライジングホッパーでいいのかな?)の誕生は怖かったようですよ。鬼滅はアニメだから笑いながら見れる中、やっぱり特撮番組は生身の人が入っていることを子どもも知ってるし、生役者さんが演じるとやっぱり怖さを感じるのかもね。映画館は暗いしねー・難しい問題だねーと思った。

ヘルライジングホッパー

ヘルライジングホッパー

  • 発売日: 2020/12/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

  あと…うん。本拠地のショッピングモールが気になったwTTFCで復習できるようになったらまたチェックしてみる。そうそう、東京駅のシーンもあったと思うんだけど(地方の人間ですみません。)ああいうのもどうやって撮影しているのか気になった。素敵。

 言いたいことはそんな感じかな。あ、ゼロワンは役者さんたちの成長が気になった。或人は線が細くなって、大人っぽくなってたのは他のドラマの影響かなとか、逆にイズちゃんは後半ちょっと崩れてきてたかなとかねw(失礼)、先代イズちゃんから現行イズちゃんへの言葉かけに或人への恋の予感を感じたのも素敵だった。みんな成長していた。

 無駄に長編ですがwまあ、すっきりした。面白かった。映画って、面白い。

 子どもが「映画館って、みんなこんなに大きい画面なのはなんでー?」と言っていて和んだ。映画館ってそういうものなんだよ。もっといろんな映画をたくさん見てね。

 私も映画、もっと見たい。来年はちょっとくらい大学以外で休む合間に映画見に行きたいなー。

 そんなわけで。勉強もしなくてはwちょっとだけ頑張ろう。ではでは、おやすみなさいませー。