<ばれえ>漫画が大好きだ。

 こんばんわ、ura_love_JPNです。普段はpv.25くらいなのに、今日はpv.135までカウントが上がっていて、若干恐怖も感じています、え、これ、どうしちゃったの…?

 ただ、いろんな方に自分の文章が読まれるのは嬉しいので、調子に乗って書きます。レポート書かなきゃいけないのにw

  ネタ的には昨日に引き続き<ばれえ>漫画です。いや、前も書いた気がするんだけど、書いてなかった。 

 私は運動神経もなく、体も硬く、根性なしで音感も良くないため、身体×音楽の構成であるバレエに対しては非常にコンプレックスがあります。バレエは非常に洗練されたイメージで、とっつきにくいというかハイカラというか。

 ただ、子供の頃通っていた保育園が習い事も併設されていた保育園だったこともあり、バレエ教室がどこでも開かれていて、運動の時間にバレエの基本動作を教えてもらったことがありました。それを強く覚えている。1の形、とか5の形とかいってた。で、それがとても楽しかったことは覚えているながら、私は習い事はピアノやら体操教室やら私の興味の斜め向こうに決まってしまい(母親が決めていた)バレエとは離れていました。

 バレエとの再会は、山岸涼子の『アラベスク』でした。高校の頃、これまた母親が母の友人が捨てる古本漫画で一部ながら全巻揃っていたものをいただいてきたらしく、そこで漫画に興味があった私が読み始めたら、(何これ、めっちゃ面白いじゃん!)と。 

  ロシアバレエ教室教師の母を持つ主人公ノンナは長身で目立つ容姿ながら姉にコンプレックスを抱く内気な女の子であったが、国をあげての新作バレエ作品のプリマに大抜擢され、ロシアを代表する男性ダンサー、ユーリ・ミロノフと踊ることになる。その中でユーリに惹かれるノンナとバレエのビルドゥングスロマン漫画なわけですが、もうなんというか、ザ・少女漫画ながら世界観が美しくてソ連素敵だなぁと思ったわけです。雪のロシアに、あたたかい家族たち、美味しいスープ、鬼コーチ(愛がある)日々の練習、学校、友人。本当に素敵なのです。

 ノンナが努力して、悩んで、ユーリにサポートされて乗り越える→ライバル登場、悩んでもやはりバレエが好きでユーリにサポートされて乗り越える→新しい試練が登場、でもバレエが好きだし、ユーリも好きだから乗り越える…の流れが完璧で、大変に読んでいて、面白くて、思わず2部も買いました。2部がまた影が強くていいんです。死の影がそこここに。

 ただ、私自身高校時代は漫画にハマり始めながらおっかなびっくりであまりいろいろな作品を読まなかったため、そんなにいろいろ読んでいたわけでなく、少年ジャンプとプラスりぼんはじめ、友達から借りる少女(時々少年)漫画程度でよもや後々自分がバレエ漫画にハマるとは思っていませんでした。

 大学、社会人になるにつれてジャンル問わずいろんな漫画を読むうちに、面白い漫画、自分が好きなジャンルが見えてきたなかで出会ったのが『昴』『moon』でした。 

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 (一応昔書きたがっていた記録は残っていた…)

アラベスク』が正統派バレエ漫画だとすれば、『昴』は異色。ただ、バレエの精神性はアラベスクよりも理解できた。美しくなければダメなんだ、抒情性が必要なんだということを理解でき、プロダンサーの切実さが理解できる漫画で、本当に本当に面白かった。

で、その後出会ったのが別の<ばれえ>漫画、Renta!の一巻無料で出会ったんだけど、これまた気になって大人買い。 

 バレー漫画ながら学生生活、人間関係(家族、友人、恋人、コーチ、先輩、ライバル等々)全て入り乱れてカオスさや密度に惹かれました、いろいろすごいんだよ。。絵柄も好みで、試合も熱くて、なんというか、わたしにはまだわからない世界が垣間見えてすごかった。運動音痴だから、バレエもバレーボールも出来なかったわけだけど、そういう世界が好きなんだと理解した。そして同時期に出会ったのが昨日紹介した『ダンス・ダンス・ダンスール』

 ( 今、タイムリーに無料になってるみたいですねw)

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  私の知らない世界がありました。若いって素晴らしいなと。(そこ?)バレエの習得がこんなに厳しいなんて、その先にそんなに美しい世界が待っているのかなんて、知らなかった。

 大学のときに、無駄に講義を受講するのにハマっていた中で、芸術論的な講義を受講して、身体と美についての話を聞いていて、なんとなくわかったようなわからないような気分になっていたわけですが、逆にわからないことが面白くて、興味を持ったわけで、その答えがこういう漫画に隠れている気がして大変に楽しんでいます。わからないけど、すごい。美しくて、切ない感じがする。完成しない芸術なのかもしれないけど、どうなんだろうなーと思ったりする。漫画は面白い。

 ちなみにここで終わりではなくw今、新しいバレエ漫画も読んでいて、 

 ただ、個人的にはこれまでに読んできたバレエ漫画よりも淡々としている絵で、美しいんだけど、理解できるんだけど、ちょっと入り込みにくい感じがあって、そこまでハマっている感じはないw申し訳ないけど。

 そう、そんなわけで、バレエの舞台はまた機会が有れば見に行きたいし、バレエ映画も見たいんだけど、これまたあまり熱心さがない。というかこれまでにハマったバレエ漫画たちを読んでいるだけで自分の中で完結させちゃってる感があるのがいかんなーと思いつつ、また気が乗るときに乗っかればいいかなとも思ってる。何より、レポートが…あるんだよ…泣←そのわりには熱心に書いてるけどw

 そんなわけで、今日もまた何か一生懸命書きましたよっと。また誰かが面白い漫画読みたい時の参考になれば幸いです。(王道の有吉京子さんの『swan』とかも書けるといいんだけど、読めてないんだよね、今後の課題ね。気が乗らないと読まないんだけどねw)

 ではでは、おやすみなさいませー。