漫画ばかり読んでる最近

こんばんわ、ura_love_JPNです。だいぶお久しぶりですが、皆さまお元気でしょうか。私は結局喘息を拗らせて以来、体調がすっきりせず、ダラダラダラダラ漫画を読み狂っていました。読んでた漫画は主にジャンプ・講談社系の漫画でほとんど(無料)アプリで読んだ、大変面白かったです。どれも定番化している作品なわけなので、今更なのですが、やっぱり巷で面白い作品は面白いなぁと思いました。

大正処女御伽話

 タイトルが若干気持ち悪いのですが、めちゃくちゃ良かったです。ジャンプ+で金曜日に新連載が始まり、その絡みで本編となるこの漫画が2巻分無料化されていたので読んだら、これがもう止まらなくて。

自称・ペシミストの大金持ちの17歳くらいに大金持ちの坊ちゃん主人公(前日譚として事故に遭い、母親と片腕の神経をなくした)が父親や家族から【死んだことにされて】家を追い出され、しかしなふぁら世話役として彼の元に嫁として送り込まれた快活な少女と過ごす中で生きる力を取り戻していく話…とまとめてみた。

全5巻と非常にコンパクトにまとまっているんだけど、めちゃくちゃ密度が濃くて、1巻でものすごくヒロインの懐の深さや主人公の複雑な家族関係の導入が描かれ、2巻の引きで大事件が起き、3巻でその大事件の顛末と主人公の家族問題に踏み込み始める…というのが非常にもうねー止まらなかった。キャラクターたちが魅力的でかわいい。最初はどうなんだ、と思っていたキャラクターたちも回を重ねるごとにきちんと深掘りされていくのが非常に心地よかった。また最大の闇である主人公家族の問題についてもそしらぬフリをして読者が求める深いところまで踏み込んでいってくれるのが非常に良かった。導入からして明るいだけの話ではないんだけど、最後は本当に大団円だった。

一方で、その続編として描かれた『昭和処女御伽話』も読んだわけだけどこちらは非常にしんどい話だった。面白いか面白くないかと言われたら、『大正…』のキャラクターたちもきちんと登場するし、面白いんだけど…非常に辛いことが多いお話で。昭和の時代を考えればそういうことなんだけど、そういうトーンの話で大正の爽快感はなかった。

なお、『大正…』は10月にアニメ化ということなので、これはうまくアニメ化されるとひょっとして化けるんじゃないかなと思いつつ、気が向いたら一度くらい見てみようと思う。そのくらい思い入れがある。

 

約束のネバーランド

 

 今、無料漫画アプリ【ジャンプ+】で11巻まで無料公開をしていて、私自身冒頭の孤児院からの脱出までしか読んでいなかったのでとても嬉しくて一気読みした。そしてここまできたので…とネカフェでも続きを読んでおり、15巻の途中まできた。

話としては親代わりのママと家族同然に生活を共にする仲間の子供たちと毎日遊びに勉強に取り組んでいる主人公・エマは同い年の二人の少年たちと秘密を共有することになり、孤児院からの命懸けの脱出を試みるが…という話で、アラフォーの私にとってはかつての『デスノート』を思わせる頭脳戦が展開されるわけです。ただ、デスノート並みの頭脳戦ではあるものの、デズノートが硬直した状態を好むのと違い、めちゃくちゃアクションしながら戦略を立てているので、判断・決断を早く正しく行う必要があって、そのことに主人公が悩むのが非常にエモい作品だなと。主人公をサポートする男の子たちもめちゃくちゃ頭が良くて、ものすごい子達なんだけど、彼らは無事に逃げられるのか、というのが結局ポイント。今まだ読んでいる最中で、話せば話すほどネタバレになってしまうので紹介の時点ではあまり語りたくないのですが脱出した後も延々と脱出劇が続いていくのがこれまたエモいwそしてかなり初めから何気ないシーンにも後々の伏線が貼ってあるのもエモいなーと。もうねーここまで来ると本当に皆に幸せになってほしいんだけど、どうなるのか未だにわからない。から、最後まで読みたいなと。本当に今更なんだけどねー。 

 最近更新が止まってる?けど、topisyuさんが子どもに読ませたいと思っているといっていたのが非常によくわかる作品で、非常に哲学的でもある。同じく7SEEDSもどこかでtopisyuさんが好んでいるといっていたけど、7SEEDSよりも性的な描写がないから子どもにも読ませやすいかと思った。一方で1話目は大人の私でも衝撃的な幕開けだったので、子どもには慎重に与える必要がある作品なんだろうなと。

topisyuさんにこのあたりの漫画をぜひ語ってもらいたいなー。いっぱい語ってくれそう。

 

『Bread&Butter』

 無料マンガアプリ 【マンガmee】で2回目を読んでいるんですが、飽きないw

34歳、真面目一辺倒で教師をしているヒロインが学級崩壊を起こしたクラスを放り出し、辞職。捨て鉢になって婚活をする中でふと出会ったパン屋にほぼ初対面で結婚を申し込み、関係を築いていく話…かな。美味しいパンを譲れないものとした主人公がパンを中心とした暮らしの中でいろいろな人たちと出会い、過ごして関係を深めていき、いろいろなものを見つけて拾い上げ、大事にしていくお話だと思う。平凡な日常の繰り返しにドラマがあり、過去があり、未来があって、どこへでも転がる中で、幸せになる話でまったりとゆるく読める。

この作者の人は結構味わい深い話をいろいろ書いていて、よく読んでいる。勉強してる感がある。作品に幅があるし、ちゃんと丁寧に人を描いているのがいいなと。あまりドラマ化好きじゃないんだけどこれは個人的に深夜ドラマ化して欲しい。おいしいパンが見たいし、下手な演技でもドラマで見ると面白そうだなと思う。

 

…という雑な感想を書いてみました。上記のような漫画を読んで最近は過ごしています。

上記電子書籍から読んでいるわけですが、電子書籍すごい。地元の大手図書館で電子書籍サービスを始めた(始まっていた?)ので使ってみたらめちゃくちゃ便利で、漫画だけじゃなく、図書館貸出サービスとしても電子書籍を利用して楽しんでいます。いつでもどこからでも借りられるのめちゃくちゃ便利。返却まで時間が決められているのは他にも借りたい場合とか切ないけど、たまに暇つぶしに借りて読むのは気楽にできて、いいなと。

走行しているうちにがっつり電子書籍社会になっていくのかもなーと思いながら、リアル書籍はリアル書籍として便利極まりないので大事にしていきたいです。

そんなわけでお休みなさいー。