おはようございます、ura_love_JPNです。トップブログが『ルーベンス展』の見学記事だったため、いいなぁと思い、つい踏んでしまいました。…内容が濃くて、ブックマークが立派なコメントすぎて、こんなことを考えている我が家はマイナーなんだろうなぁと気を取り直して、駄記事をまとめるとします。
なお、おそらく駄過ぎる記事かと思われますので、『私はアートに対する侮蔑は断固として許さない!』という方はお引き取りいただけると光栄です。(人によってはルーベンスとルノワールを侮蔑しているようにも感じる内容が含まれます。ご注意ください。
さて。我が家においてルーベンスとルノワールは『肉女』の代名詞です。どういうことかというと、
上記絵画に関しては膝のセルライトに注目!
…え、気にならない?
私は我が事のように気になるのです!
隠しているけど背中から腹回りの肉、そんなに強調しなくていいじゃんって思いません?
このルノワールにいたっては上半身に対してデフォルメしすぎでしょ、下半身。絶対もう少し細いでしょ、このモデルさん。。なんでそんなに下半身強調するの…太ももからふくらはぎふくれすぎでしょ、と我が事のように泣けてくる…
上記二作品について、私は名作だと思います。ルーベンス、ルノワール、ともに作家の得意な題材で、筆使いも色使いも作家の特徴がよく出ている。ルーベンスについては肢体を隠す布の黒の美しさ、ポーズ、素晴らしい。
絵画などは好き好きに感想を思えば良いもので、特に絵をかかない私にとっては、その絵が面白いか面白くないか、自分にとって名作か、名作じゃないかで判断すればいいかと思っております。ただ、彼らの作品はどこの美術館でも並んでいればおっと目を引きますし、わかります。名作だ、と感じる人が多ければ多いほど名作になるし、それが長年数百年続けば古典になるはず。ルノワールなどは印象派で比較的若い名作と感じていましたが、やはり古典になってきているのかもしれないですね。本当に特徴的です。
ただ、私は彼らの作品を見るたびに『肉女だなぁ…』と思うのです。
今の感覚でいえば、もっと細く描いて欲しい、でしょうし、女優さんの写真が出回る際に大分画像加工して出てきていることを考えても、多分細身に補正されるはず。一方でこの当時のウケなのか大分モデル太く描かれている気がする。私だったらこんなセルライトまで再現されると嫌だなぁと思う一方、こんなに魅力的に描かれて、長く愛されるならあるいはいいのかなぁと見るたびに悩むのです。…でもやっぱり嫌かなぁ。
そんなことを夫にどう思うか尋ねるのですが、「女性は大変だねえ」とのこと。確かにものすごくどーでもいい。ただ、気になるし、夫もやはり『肉女』だなぁと思うようでその点では一致。
また夫にすればルーベンスのように恥じらいが多少見えるのはよいようですが、ルノワールのように【でーん】というのは嫌なよう。…男性もいろいろあるのね。
美術館などに行ってルーベンスやルノワールの絵の前に立つととそんなくだらない評を交わしています。
絵画鑑賞って畏まった趣味と思われがちですが、好きに見ればいいんだと思うのです。夫も私も絵を見て好き勝手言うので、絵画鑑賞は本当に楽しいです。それなりに数に触れるといい絵、悪い絵も判断できるようになってきますし、それが見る眼が養われるということだと思います。好きにいろいろ見て、好きに感想を述べればいいんですよ、きっと。
ちなみに我が家の趣味ですが、オーディオガイドは使いません。最初は作品の印象を大事にしたいので、使うとすれば2巡目3巡目、そうなってくると相当しんどい。背景…専門家でもないから私は学びません、夫は図録や作品集で予習復習しているよう。作品見て集中できるならオーディオガイドもありかもしれないですが、無理してオーディオ聞かなくても大丈夫。
そんなわけで。駄な意見をまとめたところで土曜の朝だしもう一眠りします、おやすみなさいゴロゴロ。