2022年度末 我が家の特撮事情〜ドンブラ・ロス(ネタバレ注意)

こんばんは、ura_love_JPNです。年始に新型コロナ感染したのちやはり1ヶ月ほど本調子に戻らず、戻ってからは大学の勉強やら会社の仕事になんとなく精を出していた(…かどうかは定かではない)ため、ブログから遠ざかっていました。療養施設体験記は書けたら書くw

 いや、コロナ体験記もまた書きたいんですが、それよりも久々に特撮事情を語りたいなぁと。先週最終回を迎えた『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が面白かったのでちょっと記録を残しておこうと思いました。

 まず、私のスタンスですが、オカンファンで自称特撮ライト層です。2018年末からルパパトを見るようになって特撮は戦隊及び仮面ライダーをなんとなく?チェックし、どちらも多少過去作品を遡って見ている程度です。ウルトラマンは圧倒的に未履修です。(シン特撮についてはそれぞれ単発映画のためきちんと確認済ですが…)

 さて。今年の『ドンブラザーズ』ですが、面白かったです。何が一番良かったかといえばop/ed曲がとても好みでした。ダンスも好き。


www.youtube.com

 

Don't Boo!ドンブラザーズ

Don't Boo!ドンブラザーズ

  • Nippon Columbia Co., Ltd.
Amazon

 どちらもテンション上がるので夕飯の後片付け時に流して疲れた体にムチを打つのにちょうど良かった。戦隊モノのop/edはテンション上げるのに有効なのは定番なのですが、今年の曲は若干ダウン感もあって夜疲れた時の癒しとして重宝しました。キラメイジャーのガンガン上がる感じもいいんだけど、今年のop/edは夕飯片付け時のだるい感じとマッチしていてなかなかヘビィローテーションでした。まあ、毎年なんだかんだ結構流しているんですが。

 ちなみにキラメイジャー以来二度目のファイナルライブツアー参戦も決めましたがop/ed曲を聴きたいがために決めましたw ファイナルライブツアー高いから悩んだのですが子どもの年齢を考えても最後になりそうということもあり、キャストの話よりも曲が聴きたいがために参戦します。

 キャストが思い浮かんだのでキャストの話ですが、キラメイジャーと違って実は今年のキャストにそこまで熱烈な推しがいないんですよね。強いて言えばソノニや美穂ちゃんは大好きなのですがあくまでサブキャラなわけで推しというのには気が引けていますwキャスト皆、素晴らしかったのですが私は自分を棚に上げてかなり面食いで今年のキャストキャラはクセが強すぎてやはり推せないw好きは好きだけどキラメイレッドの充瑠くんと違ってそこまで推せない…ww

 それはそれだけドンブラザーズとして立派だったのですが、もうなんというかみんなクセが強すぎて笑えるだけというか、特にヒロインであるはずのオニシスターが三枚目の漫画バカすぎてとても好きだけどとても推せないw夏映画とかもお前もはや狂っている領域だぞと。ソノザとの絡みなども含めて鬼だけでなく、タロウもジロウも猿も犬も雉も皆、『お前はもぉー!』と突っ込みが忙しすぎて誰も推せないまま終わりましたwこんなやつらが戦隊なのは困るww特にピンクの雉は何度も敵になるあたり本当に素晴らしかった。初の30代ヒーローが敵になるという特殊さも見事にトリッキーでした。

 ピンクの雉絡みの話は本当に良かった。黒い犬さんも多分雉野くんと同じように人気があったんだろうけど、個人的には最後まで結構硬かった気がした。それが犬さんなんだろうけど、硬いからこその悪魔変身回とかドン引きしました、、いや、うん、そうだよね、君も真面目なんだもんねと思っていた。最終回でソノニと逃亡を続けるようなエンディングでソノニの柔軟さから徐々に落ち着くといいなと思ったよ。美穂ちゃんは好きなので別途。

 猿原教授もジロウも最後まで掴めたような掴めないキャラだった。猿原教授はプライドを拗らせちゃった人って認識でよかったのかな、そしてジロウも統合できて良かったなと思いながら彼らはもっとエピソードが欲しかったなと。特に最後の方の統合版ジロウは若干薄くなりすぎてしまったので映画が楽しみ。(ジロウはドントラボルトの危ないジロウが好きだったので統合されて薄まってしまった設定はちょっと残念だったりも実はした。あくまで私の好み。雉の敵化といい、身内に寝首を掛かれるシチュが好きなのでもっと激しく本筋に絡めて欲しかった)

 身内に寝首をかかれるですが、ゼンカイブラックは結局何者だったのかは分からずじまいですよね。あれだけはもうちょっと深堀して欲しかった。トゥルーヒーローとかグラビヤ売り出してるあたりでなんとなく納得させたけどもっと欲しかったなw
  美穂ちゃん(夏美)は魔性の女だなぁと。シェイクスピア好きなのでシェイクスピアを長々と誦じるシーンが好きでしたし、最後のミレーのオフィリアオマージュで川を流れていくシーンも好きでした。

 オマージュで思い出したのですが、タロウとソノイの決闘話27話?を見てやたらフランス映画感が感じられてそれも好きでした。別にフランス映画じゃなくて60年代とかの古いハリウッド的なのかもしれないですが、製作陣がものすごく映像にこだわって撮っている感じがあって、タロウもソノイも特に身長が高いし、外国映画的な雰囲気で本当に良かった。タロウが小汚いおばちゃんと立ち話をしているだけでも絵になるというか雰囲気があって好きだなぁと。ソノニが翼に抱かれて一度死んでしまう雪の日のシーンも本当に美しかったし、そういう印象的なシーンがとても多くてこれは子ども向けじゃないなと思いながら見ていました。申し訳ないですがとてもよかったです。

 そうそう。ドンブラザーズのどこへ転がるのかわからない、視聴者が思うように話が見えてこない(謎が残る、キャラの理屈が判り得ない)流れがカフカ『城』だったり、カズオイシグロ『充たされざるもの』的な不条理文学感もあってとてもよかったです。ちょっとずつ進んでいるんだけどなんでこうなった的な話になったり、また元に戻ったり世界の全てが明らかにされずエンディングを迎えたりの流れからそれが思い浮かんで、結構高度なことをやっていたんだなと。しかも文学でやられると私みたいな人間には読み切るの大変なんですが、ドラマとして年間通じてやるとちゃんと不条理も面白いなという発見もあったりね。その点で大人好みのシリーズだと思えました。

 TTFC(東映特撮ファンクラブ)などのサブスクにおいて制作スタッフのオーディオコメンタリーがドンブラから始まっていて最初期5話目くらいまではチェックしていたのですが在宅勤務から外れてきていよいよ見なくなってしまったのでまたファイナルライブまでにできれば気になる会や美穂ちゃん役の人が出ている回くらいはチェックしたいなと思いながらそんなに時間あるかなとドキドキしています。返す返すもこの制度はキラメイジャーの時に欲しかった…( ;  ; )

 なんかだいぶ雑ですがそろそろ疲れてきた。も少しいろいろ細かく書けそうだけど、とりあえずどうしても描きたかったのはそのくらい。

 キラメイジャーでいえばwTTFCでキラメイジャーの敵役・女幹部ヨドンナ様のオリジナルストーリーがまた展開されていて、3作目まで公開されています。3はまだ見れていないのでまた追いかけなければと思っていますが、新作『王様戦隊キングオージャー』の制作発表会見もまだ未視聴なので(本当に未確認だらけで申し訳ないですが)またこちらも追いかけていこうかなと考えています。

 あと実は『仮面ライダーギーツ』はこれまで以上にあまりきちんと試聴していません。子どもは見ているのですが、私自身なんとなく今回のギーツの設定が好みでないこと(仮面ライダーシリーズは平成シリーズや人気漫画からのインスパイアされた設定が多くあまり魅力を感じられない状況)でかつ、主題歌が倖田來未なことがちょっとモヤモヤと→昔30過ぎての妊娠は羊水が腐る発言してよくもまあお母さん方の前に姿を見せられるなぁと思っていたりもして、倖田來未の曲は好きだけど倖田來未キライでのアンビバレンツさからギーツ苦手感が増してきちんと見ていない状態。まあ、子どもに見るなとは言わない(言えない)けどささやかに反抗しています。なんだかんだで横目で見てはいるんですけどね。

 ちなみに『シン・仮面ライダー』の映画公開は楽しみにしています。浜辺美波のルリ子さんが気になる。

 では、明日から始まる『キングオージャー』楽しみにして変な時間ですが寝ます。(普段飲まないコーヒー飲んだからテンション高い)ではではおやすみなさいー