私たち家族が『小賀野実さん』と出会ったのは子どもが一歳になるかならないかの頃です。
近所の空き地に商業施設ができることになり、建設車両(特にショベルカー)が入り始めました。「だあー、だあー」とショベルカーを指差したり、毎日工事現場に連れ出される日々が始まり、せっかくこれだけ建設車両に興味を持っているからと祖父と本屋に出かけたときに建設車両の本を買ってもらいました。
それが『小賀野実さん』の本でした。
- 作者: 小賀野実
- 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
年齢的に絵本のほうがよいかとも思いましたが、親が気にいる絵本がなく、迫力ある建設車両の写真と説明が充実していたこちらを買いました。
子どもはショベルカーが好きなのですが、この本でショベルカーのアタッチメント(先端の土砂をすくう部分)を変えた【解体機】をやたらと気に入り、しばらく解体機の載るページを選んではカイタイキ、カイタイキと指差して覚えていました。(カタコトしか話せないのに、カイタイキって…)うちの子どもが解体機を覚えたのは『小賀野実さん』の本のおかげです。
そんな中、医者の待合室にあった『のりもの大集合』的な本を読んでいて、ふと奥付を見ると『小賀野実』の文字が。夫と「見て、見て、小賀野実さんだよ!ほら、カイタイキの!」となぜか大興奮。そのときは他の方の名前もあったり、工事車両の写真で似た雰囲気のものがあった程度だったため、小賀野実さんは建設車両写真をたくさん撮られている方なんだろうと認識していました。
しかし、子どもが新幹線にハマってから、我々は恐ろしい現実を知ったのです。
子どもが好きだろうと新幹線4冊ほど図書館で借りてきました。豊富な写真と説明に、あれ、これどういう人がまとめているんだろうと調べると見慣れた『小賀野実』の文字。しかも気になって他の本も見ると3冊に『小賀野実』…。
そんなつもりがなかったのに、あまりの遭遇率に調べてみると『小賀野実さん』は鉄道写真を中心に幅広い写真を撮影されており、今もAmazonで検索したら思いの外たくさん出てくるwヒット率が高いのも納得。
そんなわけで。皆さんのお子さんやお孫さんの手元にある乗り物絵本もぜひ調べて見てください、きっと小賀野実さんの本も一冊くらいはあるはず←…とかなんとか言って、他の御宅の小賀野実遭遇率を率直に知りたいのでよろしければみなさんの小賀野実さん遭遇率を教えてください★
ではではおやすみなさいませー。