親バカ日記

 おはようございます、ura_love_JPNです。今日は親バカ日記として、可愛かった子どもの発言を記録します。

 子どもは現在大体2歳半。2歳まではほぼ言葉が出ず、むしろカラス語の方がしっかりできており、カラスが鳴くとカラス語で答えるレベルだったのでこの子はカラスの子ではないかと心配でしたが、2歳過ぎてからはとにかくよく歌い、よく話すようになりました。一歳過ぎからアンパンマンが大好きでしたが、今はトーマスも好き。ただ、どうもアンパンマンは神格化しているようで、大泣きしてどうしようもないとき、恐怖を感じるとき「アンパンマンさまぁ〜」とぬいぐるみや服を抱きしめ、心の拠り所にしているようです。建設車両も好きですが、今はどちらかといえば新幹線や電車にハマっています。

  そんな子どもとの激萌えした先日のやり取りです。先日鍋を家族で食べていました。子どもに取り分けたお鍋の具材から湯気が出ていました。

子:「煙出てるから、これ、熱いよね?」

母:「そうだね。湯気が出てるからまだ熱いね。少し置いておいて冷めてから食べようね」

しばらくして湯気が止まりました

子:「煙どっかいった…」

母:「そうね。湯気がどっか行ったね。どこいったのかなぁ、天井かなぁ?」

子:「違うよ!違うよ!!」

母:「えー、じゃあどこ?」

子:「んー。(しばらく考えて)…あ、お風呂場…」

  …どんなに親バカと言われようとも、もう本当に可愛かったんですよ。そら大人は湯気について曲がりなりにも知ってるわけだから、何が起こったか答えを知ってるんですが、わからないことを一生懸命考えて湯気がいつも出てる場所を連想したうちの子まじ天才。コミュ障な我が家なのになぜこんな発言が繰り出せるのか、うちの子まじ天使。


 さてと。私もちょっとはまともなことを考えてると証明するためにももう少しまともな記事も書きたいなあと思いつつ、睡眠優先中の春先の母でした。最近子どもが時々布団に潜り込んで(蹴り込んで?)くれるようになり、夜中に目を覚ますこともまだまだありますが、暖かくてよく眠れるのです。

 まあ、まずは会社に行ってきます。ではでは、皆さまもよい一日を♪

ダブルワーク雑感

 ブログを始めてから俄然忙しいワーママura_love_JPNです。週末に産前の記事を投稿してみましたが、やっぱり子どもがいるかいないかで時間の使い方が全然違うんだなあと改めて感じています。細かいネタをちゃんと拾えるって羨ましい。。

 しかし、一方で子どもが生まれてからスキマ時間の使い方が上手くなりました。今朝も洗濯を回し忘れたのですが、その隙に掃除機をかけてきました。なお、直前に子どもがバシャーっとひっくり返したおもちゃ箱はほぼ放置したまま掃除機をかけてきたので仕事から帰ったら片付けが待っています。でも昨晩より部屋はきれいになりました。洗濯はまた明日の課題にします。

 職場に先輩ワーママがいますが、その方は私と違い、子育てもしっかり、自分の仕事もしっかりされています。私もそうですが時間になるとパタンとパソコンを閉じ、パタパタとわき目もふらず帰ります。その姿を見て、『ああ、育児も仕事だよなあ』としみじみ思ったのです。

 巷では副業をしたほうがいい、将来の収入につながるダブルワークを〜と盛り上がっていますが、結局育児が一つの仕事である以上、イクメンもワーママであるということはすでにダブルワークを実施しているようなものでしょう。

 私自身ダブルワークは厭いませんが、育児期にはやはり手当を増やして欲しい。児童手当も家族手当もあるわけですが、家族手当は片親だけにしかかからない場合がほとんど、しかも低く抑えられるように調整されているのがほとんど。

  微増する収入は実際に子どもが生まれてかかってくる食費衣料費オムツ保育料その他雑費には微々たるものだし、特に保育料は低年齢(0〜3歳まで)で預けるとものすごく高い。満2歳まで、最大2歳過ぎの3月まで育休取れる制度が拡充したものの保育料が安くなるのは3歳からのまま。そこまでは赤字覚悟で預ける必要があるってのはやっぱりキツイ。

 ダブルワークにしてももちろん金銭的余裕は生まれるでしょうが、時間的な余裕はなくなる。時間的余裕がなくなれば休息も不十分になる?健康も損なわれる?それを育児期に行うとトリプルワークになる?

  過渡期にあるとは言え、まだまだ先は長そうだし、何が原因なのかねえと思いを馳せざるを得ない通勤途中でした。


ああ、なんだか全然まとまってないけど、とりあえず投稿して、よし、今日も行ってきます!

 



過去ログ開帳〜iPS細胞研究からみる日本の課題

 昨日に引き続いて2012年山中教授ノーベル賞受賞において考えたことの過去ログです。このあたりは実際問題、5年以上過ぎてもなおまだ当時と変わっていないのが小保方事件やら先日の山中教授の謝罪問題からも見えています。…とすると5年後の未来は…

 

ではでは今日はこんな時間なのでこのあたりでw

 

(2012年秋のはず)

お疲れ様です。今日は短かくまとめたいと思います。
 昨日、山中教授のノーベル医学生理学賞受賞の日記を書きましたが、これから先のiPS細胞の発展はどうなるのでしょうか。
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 山中教授の研究に対しての評価が高いのは当然として、その周囲に対してのインタビューがまだ少ないかと感じました。
 山中教授の紆余曲折についてはテレビ・新聞メディア各社取り上げられていましたが、山中教授が会見の中で日の丸同様に並べて、謝辞を表明した「チーム山中」について、あまり詳しく取りあげたメディアがなかったようでした。
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 研究・開発・発明に特許はつきものです。特許が誰のものになるのかでその後の研究の速度や研究者のやる気、そして何よりその後の研究にかかる費用が変わってきます。特に現在権利大国であるアメリカについては契約が国の礎の概念として厳然と存在している国なので、契約・特許については非常に厳しく、弁護士などの法曹関係者も多い。アップル-サムスン間の特許訴訟なども記憶に新しいかと思いますが、とにかく何でも権利と裁判。それで多くの人たちが生きている国であり、研究チームではないにしても、研究所付きの弁護士というのがいるというのをどこかで読んだことがあります。
 そんな世界において、山中教授が世界を飛び回るのをサポートする、知的財産の管理関係で何かやっている方が必ずいらっしゃると思います。その人たちにまずは話を聞いてみたいです。また、山中教授が名前を挙げた高橋講師以外の共同研究者の方たちについても聞いてみたいなと感じています。感じ方・課題などはそれぞれあると思いますし、それぞれの中の山中教授はどのような人なのか。それがもっとしりたい。
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 山中教授は京大iPS研究所(http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/index.html)にて所長を勤めているとのことですが、はたしてここは財政が足りているのかということについてももっとメディアは深く掘り下げてみてほしいのです。
 例えば、この研究所、現在も人材募集の案内が掲載されるほどです。どの研究室も人がいない、そしてお金もないのがわかります。研究員募集要項においては900~1300円での契約研究員だし、事務方にしても英語ができて、法律にも通じていることが条件なのに提示される年棒が360万円…。ノーベル賞受賞ではずみはつくだろうけどそれにしても今の今まで国として何をしているんだレベルの帝国大学の研究機関の実態が垣間見られます。
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 iPS細胞は山中教授の功績もあり、今のところ日本が研究ではリードしているかのように見えますし、メディアもそのように報道しています。今回の受賞で盛り上がり、高校三年生は進路希望に生物学・遺伝子工学などと書いちゃう子が増えるんじゃないかとも感じます。(これまではキムタクにあやかって法学部進学が増えたり、心理学関係への進学がブームになったレベルで。)
 しかし、その実態は、結局のところ研究員は契約研究員であり、せいぜいバイト程度の給料しか支払われない、同じグループの教授がノーベル賞をとってもマスコミもとりあげてくれない。
 …これって将来本当に大丈夫な状態?
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 畑違いながら、国として科学技術の増進を政策として取り上げるのであれば、もっと研究者たちに開発しやすい環境と給料をあげてもらわないとこれ以上の発展は難しいかと感じています。
また、大学についても同様です。名誉ではなく、実際の収入に結び付ける動きをもっと取る必要があり、例えばiPS特許に強い人材を育成する、経済学部などにiPS細胞を市場としてとらえさせて分析させるなど、もっと支援を行える力はあるはずなのです。
 そして、これは研究者だけに限った話ではなく、医療(看護)・介護・教育などの分野においても専門職はいるものの低収入にしかならず、ハードワークを強いられる人たちがどれほどいるのか、そして夢破れてその職を離れてしまう人たちがどれだけいるのか。メディアはこういったことを伝える必要があるかと思います。そして、当然国は、国民はしっかり知って、なおかつ今回の受賞を喜ぶべきだと感じます。このままではチーム山中が不憫でならないのです。
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 10年後の日本のiPS細胞技術はどうなっているのでしょうか。
 インターネットテクノロジーと同様に日進月歩の中で、勝ち残ることができるのか。勝ち残るためにはどうしたらよいのか。
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 文系の私には問題提起くらいしかできないかなと思いながら、こんなことを書いてみました。ちっとも短くないですが、そんな感じです。ではでは。

過去ログ開帳〜山中教授ノーベル賞受賞

  こんばんは、ura_love_JPNです。過去ログの蔵出しもちょこちょこ行いたくw先日投稿した山中教授と羽生善治名人の対談本紹介もあったので、山中教授のノーベル賞受賞時の投稿から。(日付も入れたほうがいいのだろうけど、、ごめん、今、余裕ないからまた宿題にします。。)何か間違ってたら『こいつ、またテキトーにふかしてるぜ』とニヤリとしてください。なお、自分で気づいたらこっそり直しますw

  あと、せっかくなので最後に今の自分の感想も書いてみます。おお、過去の自分への手紙みたいねー。それではどうぞ。

 

ura-love-jpn.hatenadiary.jp

 

(※メモ※?2012年10月ごろ?の日記)

  山中伸弥教授のノーベル医学生理学賞受賞に浮かれています。本当に本当におめでとうございます!!
 私自身、前にも書いたように片耳が聞こえません。そんな中で、再生医療には興味があり、ES細胞が注目されたあたりから俄然その分野のニュースをひたすら追い続けてきました。(その前のクローン羊ドリーなんかのニュースについても当然理解はしていましたが、自分にかかわることという意味でES細胞研究についてからが注目の質が変わっていたと思います。)
 ES細胞には倫理的に問題が多くある、それらをどう解決していくのか。倫理的な議論は、法整備は、追加研究、臨床はいつになるのかな…?韓国ではES細胞研究のねつ造も起こったし、そんな中ではたしてES細胞研究は下火になったりしないのかな…?

 そんな中で登場したのが山中教授とiPS細胞でした。
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 私自身は当然文系の頭しか持っておらず、山中教授の研究について理解することは本当に難しいのですが、自分の言葉で語ってみるとこんな感じかと思います。
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 iPS細胞=自己の細胞に4つの遺伝子を組み込むことにより、分化した細胞(…例えば目の細胞、腕の細胞、筋肉の細胞、心臓の細胞など)を分化する前の未分化状態にもどすことができた細胞。
 つまり、自分の体を今作り上げている細胞をリセットする仕組みを山中教授が発見したということ。これが今回の受賞の理由だということらしいです。
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 ノーベル賞は非常に評価が厳しい賞らしいのですが、どのように厳しいのかというと、その受賞者が他の研究者に与えた影響とその効果が発見されない以上は基本的には賞は与えられないそうです。
 そういった受賞評価に対して、山中教授の研究は何を与えたのか。自分たちの体を構成している細胞をリセットさせる仕組みが生み出されたことにより、何が起こったのか。
 iPS細胞が発見されたことにより、それを利用した新たな多くの研究が世界中で始まりました。iPS細胞を世界中の研究者がこぞって作って、皆がそれを使って、それぞれの研究を新たに始めました。眼科の研究者は目の細胞をどのように作るのか、そして目の細胞がどのように傷つくとどのような病気が起こるのかを研究したり、細胞レベルのまとまりを臓器にはできないのか、傷を治すためにどのようにiPS細胞を作るか、いかに早く安全に各人のiPS細胞を作るのか…等々、iPS細胞が発見されて6年程度ですが、今や世界中の研究者がこのiPS細胞の利用を基準に研究を進めており、これがノーベル賞評議会で評価されたのだと感じています。
 また、ES細胞が受精卵を利用するのに対し、iPS細胞は自分の体をつくりあげている細胞から研究を始めるため、倫理的な問題が少ないのです。これもまた世界中の研究者がiPS細胞を扱いやすい理由です。解決にハードルの高い倫理問題についてES細胞と他のアプローチを与えたのも、個人的かもしれませんがiPS細胞のすぐれている点だと感じています。
 山中教授が会見でも話していましたが、来年あたりにもiPS細胞から起こった研究の臨床試験が始まるというレベルにも達しているようですし、これからもそのムーブメントは続いていく…それが山中技術です。
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 …と、あまりこう正直間違っているかもしれない知識を書くのも気が引けるのでw、一冊本を紹介します。この本、子供向けの本ですが、本当に面白いです。
 山中教授も滋賀の高校で自分の研究や人生についての講演会教育をしていて、そのときの映像が今日のNHKのニュースでも流れていましたが、同じようにノーベル賞受賞者が子供の質問・なぜなにについて答えて行く本です。本当に素晴らしい回答を出す受賞者も、なんとなく答えになっていないような答えを出す受賞者ももちろんさまざまですが、世界のトップレベルの人間・研究者はみなこういう思いを持っているのかという熱い気持ちが伝わってくる一冊です。
 

ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?

ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?


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 山中教授については今週一週間はインタビューなどに答えて、啓もう活動に励んでいきますが来週からは研究に戻ることが自分の仕事ですと会見で言い切っていますので、おそらく本当に来週からはメディアに生で登場することはなくなるかと思います。
 逆に今週一週間は相当な頻度でメディアによばれるだろうと思いますので、興味がある方はこの一週間要チェックです!どんな話が聞けるのか楽しみですね♪

 

(2018年コメ追記。)

  山中教授のノーベル賞受賞時のことについては先の対談本に詳しく書かれていて、『ノーベル賞受賞を逃した時の周囲の大学広報の反応』に思わず笑ってしまいました。またノーベル賞授賞式文学賞受賞した中国の方とのとっさのやり取りに私も「おおーっ」となりましたwこの当時は小保方事件とかも発生していなかったことを考えると感慨深い。。

  

  本音を言えば、非常に手抜きなのですが、手抜きに見えない投稿にできました。昔の私、ありがとう!明日も多分この続きを投稿します!

 ではではおやすみなさいませー。

  

ブログを再開した一週間の反省と今後の予告?

こんばんは、ura_love_JPNです。
ちょこちょこ星をいただいたり、読者にもついていただけたので喜ばしい限りなのですが、何度か編集をかけているせいか投稿が変に加工されたり、中途半端に商品内容が引っ張られたり、非常に読みにくくてすみません。直せたら直しますが、しばらくは慣れるためにそのままで行くつもりです。(ごめんなさい、本当に直し方がよくわからないの、このブログ…)
気を取り直して。そうそう、先日私、藤井聡太四段と書いていた気がしますが、今や六段っすね。…という誤りに昨日気づきました←気を取り直せていない。いろんなところから私の出来なさが伝わると思いますが、まあ、うん、そういうことは多々あります。
反省をひとしきりしたところで、今日は漫画について語ります。

もともと漫画が好きでよく読んでいましたが、出産してから漫画になかなか触れられずにいました。が、子どもとの生活にペースもできて落ち着いてきてタブレットで無料漫画を読んだらはまってしまったのなんのって。ほぼ毎日(子供の世話の合間に)マンガを読み狂っていました。

私がホームに使っていたのが【マンガBANG!】です。制限はつくものの全巻無料で読めたため、あるとき子供の昼寝を見計らい、夜うっかり目を覚ました時にコツコツマンガを読みふけってきました。どんなものを読んでいたかというとこんな感じ。

・キーチ!
・キーチvs
コンシェルジュ
エリア51
ドラゴン桜
・女帝
海猿

等々読んできました。基本的には自分で読まないラインナップだったので読めてよかったです、どれも名作でした。ストア機能も併設されているのでストアにある一巻無料も読みまくっていました。 内容的にはテレビで広告をうっていた【Renta!】とほぼ同じでしたが、時々若干分量が違ったので暇であれば比較するのもありかもしれませんが、まあ、、余暇の時間も費やし方は人それぞれですよね。でもこれらのマンガについてもまた書いていきたいですね。名作は知ってもらわなきゃ意味がないし。
そう、マンガBANG!のストアで『ベルセルク』の18巻くらいまで無料ダウンロードできたのは嬉しかった。読んだらやたらハマって徹夜のような状態になったりもしました。がんばったなぁ、あのときは。←人はこれを無駄な頑張りという、、

しかし、ネットを通じて簡単にマンガが読めるというのは本当にいい時代です。

…はい、ここまで読んでいただいた皆さんはすでにお気づきかと思いますが、今日はだいぶ疲れているようです。子供の寝ている隣でぽちぽち打っていたらそりゃ捗りませんねw雑な投稿ですみません。またよろしければ懲りずに遊びに来てください。
ではでは、良い週末を。おやすみなさいませー。

追記。週末は過去記事を出したい…と考えているが、予定は未定である。

追記2。エリア51コンシェルジュは個人的にキャラもストーリーもとても気に入ったのでAmazon貼っちゃう。(逃げないように見張ってて)

 

エリア51 1巻 (バンチコミックス)

エリア51 1巻 (バンチコミックス)

 

 

 

コンシェルジュ 1

コンシェルジュ 1

 

 

乗り物好きな子のそばにいる『小賀野実さん』

  こんばんは、ura_love_JPNです。今日は『小賀野実さん』について語りたいと思います。


私たち家族が『小賀野実さん』と出会ったのは子どもが一歳になるかならないかの頃です。


近所の空き地に商業施設ができることになり、建設車両(特にショベルカー)が入り始めました。「だあー、だあー」とショベルカーを指差したり、毎日工事現場に連れ出される日々が始まり、せっかくこれだけ建設車両に興味を持っているからと祖父と本屋に出かけたときに建設車両の本を買ってもらいました。


それが『小賀野実さん』の本でした。


4はたらく自動車 (こども絵本エルライン)

4はたらく自動車 (こども絵本エルライン)


年齢的に絵本のほうがよいかとも思いましたが、親が気にいる絵本がなく、迫力ある建設車両の写真と説明が充実していたこちらを買いました。


子どもはショベルカーが好きなのですが、この本でショベルカーのアタッチメント(先端の土砂をすくう部分)を変えた【解体機】をやたらと気に入り、しばらく解体機の載るページを選んではカイタイキ、カイタイキと指差して覚えていました。(カタコトしか話せないのに、カイタイキって…)うちの子どもが解体機を覚えたのは『小賀野実さん』の本のおかげです。


そんな中、医者の待合室にあった『のりもの大集合』的な本を読んでいて、ふと奥付を見ると『小賀野実』の文字が。夫と「見て、見て、小賀野実さんだよ!ほら、カイタイキの!」となぜか大興奮。そのときは他の方の名前もあったり、工事車両の写真で似た雰囲気のものがあった程度だったため、小賀野実さんは建設車両写真をたくさん撮られている方なんだろうと認識していました。


  しかし、子どもが新幹線にハマってから、我々は恐ろしい現実を知ったのです。


  子どもが好きだろうと新幹線4冊ほど図書館で借りてきました。豊富な写真と説明に、あれ、これどういう人がまとめているんだろうと調べると見慣れた『小賀野実』の文字。しかも気になって他の本も見ると3冊に『小賀野実』…。


  そんなつもりがなかったのに、あまりの遭遇率に調べてみると『小賀野実さん』は鉄道写真を中心に幅広い写真を撮影されており、今もAmazonで検索したら思いの外たくさん出てくるwヒット率が高いのも納得。


そんなわけで。皆さんのお子さんやお孫さんの手元にある乗り物絵本もぜひ調べて見てください、きっと小賀野実さんの本も一冊くらいはあるはず←…とかなんとか言って、他の御宅の小賀野実遭遇率を率直に知りたいのでよろしければみなさんの小賀野実さん遭遇率を教えてください★


ではではおやすみなさいませー。

 

この対談は面白い。


 昼休みに本屋を覗いて帰る間際に、とある対談本の広告ポスターが目に入り、昨日立ち読みで内容確認して、ギリギリしかお金がなかったのですが、買ってしまいました。

それが、これ。

 

人間の未来 AIの未来

人間の未来 AIの未来

 

  全部読みきりました、と言いたいところですが、まだ半分しか読めていません。でも、ものすごく面白いです。

  iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中教授と、国民栄誉賞を受賞した羽生永世7冠との、現代日本を代表する若き二人の対談本です。(見りゃわかるって)

  いらん情報ですみませんが、そもそも私、山中教授の大ファンです。高校時代から生命科学に興味があり、ES細胞やiPS細胞も発見のニュースが出たときにチェックしていたりもしたので、著作もそれなりに読ませていただいています。

 そのため、今回の対談でも山中教授の話には新味があまりないところもあったwのですが、羽生さんの話が面白くて他の著作を読みたくなりました。こんなにいろんなことを考えられてるのか!と。

  共に現役最先端で活躍されているので最先端技術を引用した雑談が豊富で、それはその分野の専門家あるいは研究者の方々には薄ーい内容かもしれませんが、門外漢(門外母?)な私にはとっつきやすくて非常に興味が持てました。対談形式本なのでさくさく読めるのも魅力です。

 もちろん、未来のことを語るというテーマ設定もあるので答えがないものも多数です。ただ、未来について考えるヒントはものすごくたくさん散りばめられていて、


1、将棋AIが強くなった理由、医学会が未だに閉鎖的な理由

2、知識以外で考えてみたらAIと人間の違いは何か。

3、失敗は必要な経験であり、挑戦への糧になるは本当。

4、日本とアメリカの違いはどこから来るか、どこでアメリカに負けてしまうのか。

5、棋士と社会人の共通点

6、藤井聡太4段をはじめ、すごい子どもってどういう存在か?


なんかを考えたりしました。


先にも述べた通り対談本は読みやすく、専門書に比べれば内容が薄くなりがちですが、行間にある山中教授や羽生名人(すみません、将棋棋士の方の肩書きがイマイチわかっていません)の見ている世界を垣間見たり、自分の経験や周囲の変化を考え直したり、次にどんな本を読もうか考えるのが楽しい本でした。


あと、個人的に『ノーベル賞授賞式のウラ話』と、『100年前の棋士と現代の棋士が戦ったら』にトキメキましたw将棋はわからないのですが、囲碁なら『ヒカルの碁』を読んでたから少しは知ってるし!とww


ヒカルの碁 全23巻完結セット (ジャンプ・コミックス)

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そうそう、インターネット囲碁で主人公たちが鍛えた描写もあったり、そのあたりでこの対談内容がイメージしやすいのもあるかも。

また興味を持たれた方はぜひぜひ購入検討ください。いい本が売れるのは嬉しい。特に山中教授も報われる気がするw

そんなわけで。ではでは。