こんばんわ、ura_love_JPNです。最近特撮関連が多く、漫画分が不足してきたため、漫画について。ここしばらく漫画アプリでこの作品を読んでいたんですが、私、今更ながらこの設定がめちゃくちゃ好みなんだなと思ったので過去にハマった作品を含めて紹介。ここしばらくでハマったマンガはこれ。
この作品にも共通してるんですが、条件としては、
1) 主人公は勝気な(時に暴力的なくらいの)女子中高生
2)ヒーローは紳士的(知的)
3)女の子が突っ走りすぎると、ヒーローががっつり牽制。しかし、ヒーローもなんだかんだ血気盛んw
4)実は女の子の方がヒーローにメロメロ、かつヒーローもなんだかんだ女の子にメロメロ
…なのが好きなようです。身も蓋もなくて、すみません。。
結局女の子が恋をして、頑張るのがみたいというか、成長するのがいいなと。失敗したりヒーローに怒られたりもするんだけど、めげないヒロインが好き。あと、ヒロインは(女の子目線からは)男の子的なので、友達にするならこういう子がいいなーという憧れもある。
冒頭の『キス早』(って略し方でいいのか)は両親が不慮の事故で死んでしまった女子高生がまだ幼い弟と親族でたらい回しにされていたところ、元ヤンの担任教師に(責任を取って)入籍するのを条件に拾われる…って、設定に無理がありそうなんだけど、乙女心にはそこは問題ではない。設定は無理でもいろんなピンチに必ず駆けつけてくれるヒーローは魅力的なのだ。少女マンガだし、一線は越えない(けど、超えていないというにはかなり無理がある)くらいには叙情的。レディースコミックとかになっちゃうとエログロありだけど、少女マンガはそのあたりが安心して見ていられる。まあ、サービスシーンは多い作品な気もするけど。
『キス早』のいいところは幼い弟がといいストッパになっており、弟がヒロイン的でもある。<お姉ちゃん>である主人公は弟を守る騎士にも時にはなるところが魅力的。またヒーローにとっても大事な家族になっていき、恋愛マンガなのか家族マンガなのか不思議な感じになる。
聖(セント)・はいぱあ警備隊 (11) (花とゆめCOMICS)
- 作者: 森生まさみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2001/12
- メディア: コミック
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次の作品としては『キス早』がヒロイン/ヒーローの表紙だったので、こちらも合わせてみたwもう、タイトルから何が何だかわからないけどww
ストーリーとしては、男子校が共立高校になったにもかかわらず女子生徒入学者が一桁台だったため、風紀委員が女子生徒たちのボディーガードになり、ふとしたことで男子生徒に変装したヒロインが風紀委員のヒーローと学園の<悪>と戦う…?と、いう『キス早』さらにトンデモな学園話ながら、こんな学校生活送れたら楽しかろう、的な学園恋愛アクション。
設定はトンデモだけど、中身はいたってまとも(かはわからないけど)な学園アクションで、ヒーローもヒールもかっこいい。ていうか、キャラクターが皆、コンプレックスをもってて、意外にそれが深いところにあったり、同性愛設定のメインキャラがいるんだけど、さらっとかわすヒーローが素敵で、ヒロインも別にそれを強く言わない(当初は毛嫌いしてたけど、そのうち全く触れない)ところが多分作者のスタンスなのかなとか考えてしまう。一方でヒーロー・ヒロインは家族もがっつり登場させ、生育歴等も考えたりする。でも、ヒールは家族が登場しなくて、意図的なんだろうけどいろいろ考えてしまうあたりもうまいのかも。
このマンガの次の作品(『おまけの小林くん』)が長期連載で代表作になるんだけど、ここまでの短編〜中編作品の方が個人的に密度が高いと思うのです。作者が映画好きだからだろうか。。巻末の映画紹介に影響されてみた作品もちょこちょこありました。
無敵のヴィーナス 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)
- 作者: 椎名あゆみ
- 出版社/メーカー: 集英社
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最後に私の原点的な少女マンガです。
一人称・「オレ」な男勝りで喧嘩上等な女子中学生が、お祭り男なヒーローと出会い、恋をして、女の子らしくなっていく…話?カテゴリとしては学園ラブコメでしょうか、恋愛分多めだけど、あまりコメディでもない気がしますが、少女マンガのカテゴリは難しい。
作者・椎名あゆみさんについてはこの次の作品(『あなたとスキャンダル』)や、次の次の作品(『ベイビイLOVE』)が人気なのですが、私にはこれ、でした。1990年代で、まだ少女マンガはふわふわうふふ、的な物語が多い中で、「オレ」とか「ふざけんな」とか言っちゃえるヒロインは異質でカッコよかった。そしてそれを見守ったり、牽制したり、一緒になって啖呵を切るヒーローもカッコよかったのです。ああ、懐かしい、、
またこの頃はあまりなかったと思いますが、次の作品あたりから巻末にゲーム感想などもあり、そのあたりで『シルバー事件』とか『キラー7』とかのあたりのゲーム記録も出てきたりして、私はゲームをやらないのですが、ゲーム実況を見たいと思ったのはそういう導入があった。世界を広げてくれた作者さんなのです。
ちなみにこの作品の次回作アシスタントに先のマンガ作者である森生まさみさんも参加されていて、一巻に制作レポートがあり、大好きな作品・作家同士のつながりに大変感動したりもありました。。
いい歳したおばちゃんが恋愛マンガを語るのはこっぱずかしいですが、知名度が上がるといいなーと思ったりもしたので書いてみたwお好きな方はぜひぜひ遡ってみてください。いいと思うのよー。
では、そろそろ寝る。おやすみなさいー。